ロマンスの神様(ただの根暗陰キャラ理系院生)の随想録

本を読んで思ったこと、日々生きていて感じたこと

言葉の手垢。言語化によって捨象される情報、付加される情報

ライフシフトについてのまとめを前回エントリで載せた。

maedahi.hatenablog.com

ライフシフトの要点は〜で、伝えたいメッセージは〜です。私は〜に疑問を持って、〜に共感した。こんな記事をたくさん見ます。〜を埋めるのはとても難しいし、筆者も推敲を重ねてそんな記事を紡いだのもわかる。

しかしながら、読書の感想を言語化することによって捨象されてしまう情報があると思う。いろんな色眼鏡をかけたいろんな人が情報を発信していることが恐ろしくなる瞬間がたまにある。皆さんはそういう瞬間はないですか。。。 

というわけだ。他者によるまとめを鵜呑みにせず、原典にあたろう!一時期有名になった東大教養学部長の式辞でも自分の目で原典を確認する重要性についてユーモラスに語られていたし...

平成26年度 教養学部学位記伝達式 式辞 - 総合情報 - 総合情報

しかしその原典すら、著者の思考の断片というかある側面からの射影に過ぎないと思うと、、、はあ難しい笑

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一方で、言語化してしまうことで、無意識に貼られてしまうレッテルもある。 

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

 

 例えば10円玉は新品の時にはピカピカに輝いている。それが多くの人の手に渡って使われてるうちに、次第に手垢にまみれ、錆びてくる。10円玉と同様に、言葉も流通されているうちに、いつのまにか手垢や錆が付着してしまうものらしい。通常、言葉の手垢というのは「ある世俗的な価値観」のことらしい。例えば上の本のメインテーマである「普通」に関しては、「普通はいいことである」「普通は幸せだ」「普通は多数派だ」のように、数多くの世俗的な価値観が背後にある場合が多い。

つまり、我々が何気無く使う「普通」という言葉には、さらに「標準的な」「社会適合している」という価値観をも含んでいる。この手垢のようにこびりついた価値観こそ、人を縛り苦しめる。

私は自分のこと頭がおかしいと自認して誇りに思っているけど笑、「普通」ってなんだ?「頭おかしい」ってなんだ?笑 病気の人が本来は健康で、健康な人が本当は病気なのかもしれないし。

 

普通なんてないと思うし、やっぱりみんな違ってみんないいと思う!世界中のみんなが、みんな違ってみんないい!と思たらもっと平和な世の中になるだろうに。

金子みすゞ万歳!

 

100年時代の人生戦略!?

ただでさえ不確実性の高い現代において、就活真っ只中の私の将来の不確実性といったらもう...(錯乱)
この数週間の決断によって、今後数年(もっと?)の方向性が大きく変わるなんて!そんなことある!?

『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
なる本が本屋さんで目についたので、迷わず購入!笑
100年時代の人生戦略だってえええええええええ!!!!!!

そりゃ読むでしょ!笑

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)


もう多くの人が内容を要約していたり、コメントを書いていたりするけど、
就活中という極めて特殊な状況下に置かれている私の方でも恣意的に簡単にまとめてみる。

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テクノロジーや公衆衛生の進歩によって、人々の平均寿命が延びている。
これは、先進国で特に顕著であるが、一方で途上国でも同様の傾向がみられる。
『平均寿命が100年を超える』ことに伴って、世の中がどのように変容していくか?
という課題設定のもと、目に見える資産(お金)・目に見えない資産(生産性、活力、変身資産)・雇用の観点から切り込むのが本書である。


まず本書における大きなメッセージの1つは、
『教育・仕事・引退というこれまで一般的と考えられてきた3ステージの人生は終わる』ということである。
(私の理解が間違っていなければ)理由は大きく2つある。


1つ目は、65歳で引退かつ100歳まで生きると仮定すると、引退期間が長すぎるために、資金のやりくりが極めて難しくなるからである。
直感的にわかりやすいし同感だし、健康寿命も伸びているとすると、健康なのに35年も貯蓄暮らしっていろんな意味で厳しい気が...


2つ目は、変化のスピードがますます増大している現代においては、今後100年間で時代がより多くの変化を経験することが想定され、
若いうちに教育で身につけたスキルセットだけで100歳までかけるけることは不可能に近いからである。
過去100年間において、二度の世界大戦と、騎兵から核兵器への武器の進歩、グローバリゼージョンの勾留、電気、量産型乗用車、月面着陸、、、
など非常に多くの変化が発生したことを考えれば、今後より変化に富んだ時代になることは火を見るよりも明らか。
時代の変化に伴って、新しい職種(データサイエンティストとか)生まれているし、エレベーターガールはいなくなった。
したがって、必要に応じて適宜教育を受け自分のスキルセットを更新していく必要があると言える。


結論としては、変化に富んだ世の中だから、健康寿命が延びているんだから、
もっと自分のことを理解(アルケミスト風に言うと『前兆』に従って)して、自分の意思で主体的にキャリアを切り開いていこう!
そんな時代だからこそ、友人・家族・自分のスキルなどお金のように目に見えない資産も意識的に大事にしていくともっと充実感のある人生になるよ!
ということのようです。
大学卒業後旅に出たっていいし、パートナーとの相談の上で一時的に仕事を辞めて新しいスキルセットを獲得するため大学に通ってもいいし...


そうだ!なんだっていいさ!『自分ならできる!』という自信、将来の自分への投資(二度寝を我慢して英会話!笑)、『自分で切り開くんだ!』という主体性を持って、ひとまず来年四月から社会に出ようと思いました笑
自ずと最初の会社も決まった気がする笑
ファイトだ!
ちゃんちゃん。

我ら就活アスリート笑

某会社の面接の帰り道、文系学部生の男の子と二人で愚痴を言い合った。
6/1以降の面接では、人気企業がエントリした大量の学生を短期間で捌くため、
一人当たりの面接時間がたった15分なんてことがざらにある。
ってかそれが普通。

『これってちょっとおかしくないか笑
そんな短時間で学生を判断可能なんだ。。。』

と私が愚痴をこぼしたところ、彼がボソっと
『おれらってアスリートなんだよ。一年間準備して15分走りきる。
複数種目(複数企業)出場してるオリンピック選手と同じだよ。』

言い得て妙とはことのことですな。
おかげさまでなんだか開き直ることができて、気が楽になった。

感謝。

そう、私たちは就活アスリート。

ブログ始めます!

吉本ばななさんの『人生のこつあれこれ』に感銘を受け、あああ!俺もあんな文章書きてええええ!って思って、ブログを書き始めることにしました。吉本ばななさんのような人生のこつなんてたいそうなことは書けませんが。。。

 

人生のこつあれこれ2013 (新潮文庫)

人生のこつあれこれ2013 (新潮文庫)

 

 

主なトピックとしては、プログラミングが得意ではない理系大学院生が、自分の勉強のためにコードを書く中で苦労した点などのまとめになろうかと思います(すでに人生のコツと関係ない笑)。最近、深層学習をはじめとして機械学習ブームですが、巷に溢れている記事はある程度のPCスキルを必要としていて、初学者には厳しいものがあると感じます。私のようにそれほどPC好きではない人にとって、このブログが機械学習などを始める足がかりとなれば幸いです。あとは、自分が気に入った本のまとめなどをしていけたらと考えています。

あとは日々の感じたこと考えたことを言語化する場にしたいです。