豊かに楽しく生きるコツあれこれ

思ったこと、感じたこと

自己肯定感のレベル分け

自己肯定感が高い人って魅力的だと思う。生きているって感じがする。

自己肯定感とは「自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉」(自己肯定感 - Wikipedia)というのが一般的な定義らしい。

「自らのあり方を積極的に評価できる感情」というのは、二つの要素で成り立っていると思う。
自らのあり方と、積極的に評価できる感情である。

自らのあり方というのは、私の解釈では、世界や社会の中で自分のポジションを認識することだ。レンガ積みの話は有名だけれども、ただレンガを積んでいると認識しているのか、歴史に名を残すような世界で一番素敵な教会を作るためにレンガを積んでいると認識しているのか、では雲泥の差だろう。すなわち、世界の中で、自らのアクティビティを位置付けられるかということが重要に思える。
その上で、自らのあり方を積極的に評価できる場合に、自己肯定感が高いというのだろう。

というか、そもそも、世界の中で自らの価値や存在意義を説明できる場合には、自らの生き方を肯定していることになるような気がする、、

自己肯定感もさることながら、世界の中で自らを適切にポジショニングすることがとても大切だと思っている。
ここ最近では、日本国内でも労働市場が比較的流動的になってきており、私の周囲でも転職(退職)報告をよく耳にする。
転職(退職)する際には、既存の職場の不平等を理由にするよりも、世界の中で自分がどうポジションを取りたいか、そのポジションを取るににどの職場がふさわしいかを語る方が、周囲も自分も納得できる。

向こうの会社の方が給料良い(と思っているとしても)とは言わず、世の中の〜を解決したいと思っていて、それには〜社の方がいいと思っているから、と説明を受ける方がよっぽどマシな気がする。

まとめると、「自分の人生を世界の中で位置付けて、ストーリーとして語ることができる」ことが大切なんだろう。自分のためにも、周囲のためにも。

昨日どうだった?セミナーどうだった?旅行どうだった?の回答に窮する人へ

「昨日のセミナーどうだった?」「旅行どうだった?」などと聞かれて、回答に窮する人は私だけでしょうか。
とっさに出てくるのが、「とても勉強になりました」「楽しかったっす!」になってしまうともう最悪である。

最悪というか、情報量がなく、質問した方もそれ以上追求する気にはならないだろう。

どんなふうに回答すれば質問者のニーズに応えられるか、考えてみたので、披露します。当たり前だボケとか、それではダメだとか、フィードバックいただければ幸いです。

<以下テンプレート」

  1. 事実
  2. 気づき
  3. 感想
  4. 意見・今後の展望

例えば、「昨日のセミナーどうだった?」に対して。

「昨日のセミナーは、深層学習をビジネス化するために何ができるかというのがテーマでしたが、主な内容はnumpyとpandasの説明でした。(事実)
私にとって有意義な内容はほぼありませんでしたが(失礼な感想)、深層学習云云以前の問題として、コンピュータサイエンスの基礎知識に関するニーズが強いということは驚きでした。実際、参加者の皆さんはとても満足されているように見えました。(気づき)
我が社は、機械学習を使って世の中をハックすることを目標としているため、会社ブログにはかなり応用的な内容ばかりが並んでいますが、そもそも機械学習って何?実際の実装方法は?など、かなり基本的なことを連載すると、より多くの方に興味を持ってもらえるかもしれません。(意見)」


例えば、有給を使って旅行に行ってから初出社日に、「旅行どうでしたか?」に対して。

「4/1-5でおやすみいただいて、沖縄に行ってきました。(事実)
海開きは三月と聞いていたのですが、寒くて全然泳ぐ気にはなりませんでした。(気づき)
泳ぐつもりで出かけたので、残念でした。(感想)
とはいえ、そんなことはもう少しネットで調べれば事前にわかると思うので、今後は事前の下調べを入念に行います。(今後の展望)」


とか。かなりまともに見えるのでは、と思いますが、どうでしょうか?

自己紹介って難しい

自己紹介ってみなさんどうしてます?

みなさんは自分のテンプレートがあるのでしょうか?

あるのなら、どの程度の頻度でテンプレートを更新していますか?

相手によってテンプレートを使い分けていますか?

 

これまでは年度始めにみんなで自己紹介するっていうのがほとんどだったけど、仕事の流動性が高まっている影響なのか、最近は毎週誰かに自己紹介している気がする。


自己紹介の何が難しいって、自分に関する自分の解釈を自分で相手に伝えることだと思う。

例えば、よくある自己紹介として「わたしは〜な人間です」という自分に関する自分なりの解釈を相手に伝えることがあります。わたしは頑固な人間です、とか笑

 

これって、自分の解釈を相手に伝えているので、⑴まず自分についての解釈をするのが難しい、⑵聞き手がその解釈に違和感がある場合があるという2つの難しさを含んでいると思います。

 

そこで、最近のmy流行り自己紹介は、自分の好きなことを淡々と述べて、解釈を相手に任せること。

例えば、「わたしの好きなスポーツはゴルフで、ゴルフのいいところはお金を払うとプロに教えてもらえること。ゴルフでもなんでも達人と呼ばれるような人は、同じような世界観を持っているような気がします。わたしも達人のみが見える世界をみてみたいから、お金を払うだけで達人に指導してもらえるゴルフは最高の趣味なんです」というように、自分のことをつらつら述べる。

 

すると、聞き手は、「ああなるほど、こいつは凝り性だな」「ああべつにゴルフそのものが好きなわけではなくて、ただプロフェッショナル目指したいタイプなのかな?」「一緒のチームになるとこだわり強そうでめんどくさそう」とか勝手に解釈ができる。

 

特になにかを主張したいわけではないんだけど、ただ、「自己紹介は自分の好きなことを好きなように語って、わたしについての解釈は聞き手に任せる」というふうに考えるようにしたら、とってもリラックスして自己紹介できるようになりましたって話。

 

誰かの参考になれば〜!