昨日どうだった?セミナーどうだった?旅行どうだった?の回答に窮する人へ
「昨日のセミナーどうだった?」「旅行どうだった?」などと聞かれて、回答に窮する人は私だけでしょうか。
とっさに出てくるのが、「とても勉強になりました」「楽しかったっす!」になってしまうともう最悪である。
最悪というか、情報量がなく、質問した方もそれ以上追求する気にはならないだろう。
どんなふうに回答すれば質問者のニーズに応えられるか、考えてみたので、披露します。当たり前だボケとか、それではダメだとか、フィードバックいただければ幸いです。
<以下テンプレート」
- 事実
- 気づき
- 感想
- 意見・今後の展望
例えば、「昨日のセミナーどうだった?」に対して。
「昨日のセミナーは、深層学習をビジネス化するために何ができるかというのがテーマでしたが、主な内容はnumpyとpandasの説明でした。(事実)
私にとって有意義な内容はほぼありませんでしたが(失礼な感想)、深層学習云云以前の問題として、コンピュータサイエンスの基礎知識に関するニーズが強いということは驚きでした。実際、参加者の皆さんはとても満足されているように見えました。(気づき)
我が社は、機械学習を使って世の中をハックすることを目標としているため、会社ブログにはかなり応用的な内容ばかりが並んでいますが、そもそも機械学習って何?実際の実装方法は?など、かなり基本的なことを連載すると、より多くの方に興味を持ってもらえるかもしれません。(意見)」
例えば、有給を使って旅行に行ってから初出社日に、「旅行どうでしたか?」に対して。
「4/1-5でおやすみいただいて、沖縄に行ってきました。(事実)
海開きは三月と聞いていたのですが、寒くて全然泳ぐ気にはなりませんでした。(気づき)
泳ぐつもりで出かけたので、残念でした。(感想)
とはいえ、そんなことはもう少しネットで調べれば事前にわかると思うので、今後は事前の下調べを入念に行います。(今後の展望)」
とか。かなりまともに見えるのでは、と思いますが、どうでしょうか?